親子の距離感

今日、社会人の子どもを持つ母同士での会話

 

子どもと一緒に服を買いに行くから、若い人のお店の情報よく知ってるわよ!との事

 

勿論会計は母

 

私は子どもが社会人になってからは、必要な物、逼迫頻度に応じ購入し、年に1度旅行に行くというスタンスです

 

仲が悪い訳でもなく、旅行も行くし、電話でも1,2時間話します

 

なので

 

「優しいお母さんだね!私余程の事がない限り買ってあげてないわ」と言うと

 

「だって買ってあげないと家に帰ってきてくれないし

それに孫の顔も見たいじゃない」と

 

楽しそうに喜こんで話していて

 

正直、違和感を感じました

 

確かにやってあげられるうちにやってあげたい

 

今の若者は金銭的にも苦しいだろうから

 

勿論そんな親心わかります

 

だってやっぱり大切な子ども愛しているし、可愛いですもん

 

でも、何か違うような?!

 

 

家でゆっくりしたいでもなく、お母さんのご飯が食べたいでもなく

 

今回は何を買ってもらおうかなぁって帰ってもらっても

 

とっても心が寂しいし悲しい

 

そうして買ってもらった物って

 

何年かした時、誰が買った物かも忘れるし

 

自分で買ったものではないので大切にもしません

 

高級品なら別ですが

 

5年もすればゴミ箱へ行きます

 

買ってあげた方は買ってあげたという気持ち、満足感、幸福感でしばらく満たされますが

 

買ってもらった方はというと

 

買ってもらった時は満足感、幸福感でいっぱいですが、それもすぐに消えていきます

 

買った方は愛情表現の一つですが

もらった方は単に行動の一つにすぎません

 

そこで

 

こんなにもしてあげたのに

 

してほしいなんていってない

 

って気持ちの食い違いが生じていた事に気づき

 

気づけば良いのですが

 

それでも気づかないと

 

なんでわかってくれないの?!

 

色々してあげたじやない!

 

年齢と共に頭、思考は硬くなり

 

自分の愛情、教育を正当化しようとします

 

そして、勿論老後のサポートもしてほしくなります

 

だって人間なんて弱い生き物ですもん

 

なので

 

ある程度の年齢になったら

 

親離れ子離れを少しづつ意識しませんか?!

 

親世代は親世代で

 

子世代は子世代で

 

今後どう人生を過ごしていくか?!

 

だからといって子世代との縁が切れる訳でもなく

 

たまに親子の時間があるって距離感で良いのではないでしょうか?!

 

そんな、何かしてあげないと近寄らないわ!

 

であれば

 

厳しい事言って申し訳ないですが

 

それだけの関係です

 

それをもう認めて

 

親世代の人生考えてみませんか?!